2013年2月21日木曜日

Sculptrisとか


いきなりUnityから外れた話題ですが、ZBrushの開発元であるPixologicからSculptrisという彫像ツールが無料で配布されています。ZBrushなどの彫像ツールは一度も触ったことないのですが、これはスゴイですね。こういうので遊んでいるとZBrushが欲しくなってしまいます。

何も考えずに彫ってるとすぐに数万ポリゴンのモデルになってしまうので、Unityに持っていくにはリダクションが必須です。しかも3角ポリゴンベースなのでトポロジ的にあまりよろしくないようです。こういうのを整列された4角ポリゴンにするのをリトポロジ、略してリトポというらしいのですが、Sculptris単体にはその機能はありません(リダクションはあります)。

もう一つ、安価な彫像ツールとして3D-Coatというのもあります。これも試したのですがちょっと使い勝手が、特にUIで評判落としてるような気がします。こちらはボクセルベースでも彫れるので鋭角なポリゴンがどーのこーのみたいな事件は起こりませんが、代わりにモデルの中に空洞ができる事件があるようです。ウクライナには悪いのですが、3D-Coatで3万とか払うなら、倍払ってZBrushの方が無難な印象です(3D-Coatはウクライナ製)。

Sculptrisは機能が少ないからか、UIがとてもシンプルで覚えやすいです。モデルはWavefront-Objectでエクスポートできるのでたいていの3DCGのツールなら読み込めると思います。UnityでもWavefront-Objectで読めますが、誤ってAssetsに数万ポリゴンのモデルを置いちゃうと結構大変なことになるので気をつけましょう。Unityは65535頂点以上のモデルはメッシュ分割してインポートしますので、その分割処理に時間がかかります。しかも、Sculptrisが悪いのかUnityが悪いのか、シンメトリの左側の法線か何かが壊れた感じでインポートされます。別のツールでちゃんとリダクション、リトポしてfbx形式が確実っぽいです。

どっかにZBrush落ちてないですかね。

2013年2月20日水曜日

Unity始めました

前々から興味はあったのですが、TokyoDemoFest2013でUnityのセミナーみたら思ってた以上によくできてたのでハマり始めました。一応3DCGのツール(LightWave)とかもあるのでこいつらで遊んだり調べたことをここにまとめてこうと思います。

Unityはライセンス形態が良いですね。その甲斐あってユーザーも増えて、情報も増えて、結果的にUnity自体の開発も進む好循環が生まれてるんじゃないでしょうか。ライセンスの違いのみならず、UnityはCryEngineやUDKと違って、ゲームエンジンよりもエディターに重点を置いてる印象があります。例えばエディター自体を拡張できます(他でもできるのかもしれませんが)。構造がMayaのようなアトリビュートベースで、UIもそれに従ってるのでシンプルだけど使いやすいです。

ところで今時なんでLightWaveなのかというと、単にバージョン5.0から使ってるという歴史的経緯です・・。ですがUnityとの連携も対応しているので不便はありません、、というのはウソで、いろいろ模索中です。良い点はテクスチャの焼き込みに対応していることです。フリーライセンスのUnityでもそこそこキレイな感じになります。UnityProだとそんなことしなくてもGlobal-IlluminationのLightmapできるようです。



遊ぶ過程でハマりどころはかなりありそうなので、シェアできるものがあればここに上げてこうと思います。